武田の命運を握った幻の城館
潜龍院跡
岩櫃山の正面岩壁の真下に隠れて広がる平場。武田氏存亡の危機に際し、武田勝頼を甲州から逃げさせる目的で真田昌幸が建てた城館跡です。岩櫃城最西に位置し、軍事的な要衝であり吾妻では修験寺の中心でもありましたが、現在は石垣の遺構を残すのみ。修験僧で薬学にも通じた忍者でもあったという根津潜龍斎が守り、山伏・忍者を育てた場所です。付近には修験の忍者・来福寺左京が見張っていた岩「来福寺左京物見の岩」が語り継がれています。潜龍院の住職らの墓もあり、墓跡に刻まれた文字に根津潜龍斎の名が見てとれます。
場所 | 〒377-0811 群馬県吾妻郡東吾妻町郷原923 GoogleMap |
駐車場 | 古谷登山口駐車場をご利用下さい。 |
お問い合わせ | (一社)東吾妻町観光協会 0279-70-2110 |