元和二年(1616年)出浦対馬守が潜龍院を移築して開基した
顕徳寺
存亡の危機にある武田勝頼を甲州から岩櫃に迎え入れるために建てた潜龍院の護摩堂を、岩櫃城代で吾妻真田忍者の棟梁・出浦昌相が現在の顕徳寺に移築して開基しました。廃城したものの危険視されていた岩櫃城跡を監視する目的で置かれた江戸幕府の奉行所「御殿」跡にも近く、出浦がつくった新しい町・原町の中心に位置しています。護摩堂を移築した本殿は真田昌幸が造り、根津潜龍斎が守り、出浦昌相が移築したという吾妻真田忍者を体現するような修験寺の名残となっています。
場所 | 〒377-0801 群馬県吾妻郡東吾妻町原町432 GoogleMap |
駐車場 | あり |
お問い合わせ | 0279-68-2628 |